芥川賞を受賞して話題となった、ピース又吉の『火花』を読みました。
結構面白かったですよ。
様々な評で言われているとおり、主人公徳永と、徳永が師匠と仰ぐ神谷の人生の変遷を、その場で見聞きしているようにも感じられる繊細な筆致で味わうことができます。
ただ、僕が思ったのは、徳永がお笑い芸人を辞め、神谷が失踪した、そののちの話が必要であったのかということ。
最後の一節(再会、手術のこと、再びの熱海)でなんか白けてしまいました。
芥川賞を受賞して話題となった、ピース又吉の『火花』を読みました。
結構面白かったですよ。
様々な評で言われているとおり、主人公徳永と、徳永が師匠と仰ぐ神谷の人生の変遷を、その場で見聞きしているようにも感じられる繊細な筆致で味わうことができます。
ただ、僕が思ったのは、徳永がお笑い芸人を辞め、神谷が失踪した、そののちの話が必要であったのかということ。
最後の一節(再会、手術のこと、再びの熱海)でなんか白けてしまいました。
10万円のつぼを500万円で買ってしまったという記事が出ていました。
岐阜県関市の関信用金庫が、取引先だった古美術商の男性から10万円の価値の骨董品のつぼを50倍の500万円で購入していたことが、30日までに信金への取材で分かった。5月に内部通報があり、つぼを鑑定した結果発覚した。
(中略)
信金によると、関市の古美術商が2008年1月ごろから約1年にわたり、書類紛失などを理由に何度も融資を要求。当時の役員6人が対応を協議し「今後取引をしない」とする念書の提出を条件に、つぼを500万円で購入すると提案した。
骨董品を使って不正な融資をしたり、裏金を作るということはよくあったようで、バブル期には、絵画を使って行われました。イトマン事件が代表例ですね。
そもそも、骨董品に適正な値段ってあるのでしょうか。
一般人にはその価値がよく分からないので、骨董商や鑑定の人の言いなりになってしまうのでしょうね。
僕は、エンターテインメントとして、テレビ東京の『開運!なんでも鑑定団』が好きでよく見ています。
この番組の面白いところは、高値で手に入れた骨董品が実は無価値で二束三文だったり、逆でタダ同然で手に入れた物がすごい価値があったりして、出演者一同驚くというところです。
まさに、今回の事件と同じ構図なんですよね。
このようなことを考えると、そもそも骨董品には適正な価値・価格なんて無いんですよね。
売りたい人と買いたい人が、お互い納得した額であればいいとするしかないと思います。
・・・でもそうすると、担保にしたりするといったことも出てきてしまうので、難しいですね。
とあるひとから、「らっきょうはすごく健康に良いよ」と聞きました。
らっきょうと言えば、カレーライスのお供に食べるくらいなんですが、言うほどカラダにいいのかちょっと調べてみました。
らっきょうには、ビタミンB1の吸収を助ける硫化アリルという成分が豊富に含まれています。
硫化リアルは、ニンニクや玉ねぎにも多く含まれているのですが、ものすごく健康に良い影響を与えます。
ちょっと見たところでは、血栓の生成予防、血中コレステロール抑制、胃液の分泌促進、免疫機能の向上など、良いことだらけのようです。
フルクタンというあまり聞いたことのない栄養素も含まれているそうです。
フルクタンは、脂肪の吸収されるのを防ぐ効果があるため、ダイエットにもいいと言われています。
また、整腸作用や、血糖値の急上昇を抑える効果もあるそうです。
らっきょうの成分で意外なのは、食物繊維が非常に多く含まれていることです。
100g当たりでいうと、20g程度ふくまれていて、ゴボウよりも多い水準です。
もちろん、ゴボウよりも多く食べるのは難しいと思いますが、かなり豊富なことは間違いないですね。
いかがですか。
あの小さならっきょうが、実は、ものすごい食べ物に思えてきたのではないでしょうか。
とは言え、漬物の形で食べることがほとんどですので、食べ過ぎると塩分過多になるという指摘もあります。
適度においしく食べて、健康維持につなげたいものです。
今年は、運輸政策審議会の第18号答申の後の鉄道整備の方向性を決定する交通政策審議会の答申が出る年です。この経緯については、以前に少し書きました。
交通政策審議会での議論が進む中で、答申に盛り込んでもらうとか、第18号答申からの方針を変えてもらうなどの動きが出てきています。
東京都からは、既に「東京圏の鉄道網の整備はさらに進むのでしょうか(下)」で紹介したように、湾岸と内陸部の整備の提言がなされています。
最近、千葉県千葉市と埼玉県川口市の動きが報道されましたので、紹介してみます。
第18号答申では、千葉市の海浜幕張地区とJR総武線を結ぶ新交通システムを「整備を検討すべき路線」としていました。
海浜幕張地区の人口増を見据えて、東京に向かう路線を2路線使うことが可能となるように想定されたものでした。
千葉市は、今回の交通政策審議会からのアンケートに対して、この路線の整備を要望しなかったということで、対象からはずれることになりました。
京成バスが大型バスを運行して輸送力を強化したため、新たな交通システムを整備する必要がなくなったということのようです。
埼玉県川口市は、これまでもJR湘南新宿ラインの川口駅停車を要望してきました。
今回、埼玉県から交通政策審議会への要望に盛り込まれることとなり、1ステップ前進したと考えているということです。
埼玉県の交通政策課は「川口駅は京浜東北線だけでホームも上下一つずつだけ。朝のラッシュアワーの混雑が危険だという市民要望が強い。ホームが増えれば安全度が増すほか、赤羽駅の混雑も緩和される」とコメントしています。
参照:JR湘南新宿ライン、川口駅停車…県の要望として国へ「長年の悲願」
ただ、要望が受け入れられるのはかなり困難ではないかと思います。
川口駅利用者からすれば、湘南新宿ラインが停車すれば池袋・新宿・渋谷方面へのアクセスが向上します。
湘南新宿ラインは、大宮以北から大宮・浦和でほとんど満員です。大宮・浦和は、乗り込む客も多いですが、商業地大宮、県庁所在地浦和だけに、降りる客もそれなりの数になっているので、うまく乗降ができるようになっています。
しかし、大宮以北、大宮・浦和からの乗客が川口で降りることはあまりないと考えられ、川口は乗り込む客がほとんどとなります。
浦和で既に満員の列車が川口に停車してドアを開けても、ほとんど乗り込むことはできないのではないでしょうか。
こうしたことを想定すると、湘南新宿ラインの川口駅停車の要望は、実現性が低いと思います。
この1か月で、コンビニで買い物をして、3回経験した出来事です。
僕はお昼ご飯用に、よくインスタントのお味噌汁を買います。最近では、「タニタ食堂」監修の野菜がたくさん入ったものなどがいいですね。
コンビニで買うのですが、まあ、だいたい、おにぎりや手巻き寿司などと一緒に買いますので、お昼で混雑しているコンビニでは急いで済ませます。
そして、お味噌汁にお湯を注いで、いざ食べようとすると・・・
箸がない
で、コンビニの袋の中を探してみると、そこにはスプーンが。
おいおい・・・
っていう経験です。3回しました。
これ、コンビニの店員さんが外国の方だったんです。
結構ショックを受けました。外国の方からすると、お味噌汁も、ほかのスープと同じなんですね。
スープを飲む=スプーン
これは当たり前のこと。だけど、日本の食文化を知っている人なら、お味噌汁には箸です。
僕が言いたいのは、外国人を雇うのは大歓迎なんだけど、雇う以上は、きちんと教育してくださいということ。
コンビニのレジって、バーコード読み込んでお金もらってお釣り渡すだけじゃないんですよね。
スープならスプーンを入れなきゃいけないし、お味噌汁なら箸を入れなきゃいけない。
「温めますか?」って訊ねるのも、食品に応じて。
全部対応できるかって言ったらそれは無理だと思うけど、雇う側がきちんと気にかけてほしいと思います。
自民党が本当にしょうもないというか、どうしようもない提言をするそうです。
酒・たばこ18歳解禁を 自民特命委、選挙権年齢下げ踏まえ提言
時代に逆行も甚だしいです。
お酒やたばこが20歳以上とされているのは、民法の成年年齢を基本としていますが、これらが健康に有害な嗜好品であり、自ら判断できる年齢を成年年齢に求めたためです。
大事なのは、健康に有害であるということです。 続きを読む
2017年のNHKの大河ドラマが「おんな城主 直虎」に決まったと発表されました。
そして、主演は柴咲コウさんです。
ん?おんな城主、直虎って誰だ?
ということで、全然知らない人物だったので、少し調べてみました。Wikipediaですが。
井伊直虎(いい なおとら)は、戦国時代に遠江井伊谷(現在の静岡県の地域)を治めた井伊家の女当主。
井伊氏というのは、今川氏に仕えていた一族であったということです。
当時、女性が家の当主になることは大変に珍しいことであったのですが、男兄弟がいなかったことや、当主になり得る男が身を隠していたことなどで、直虎が当主にならなくてはいけなかったようです。
今川氏が滅びた後は、徳川家康に仕えた。
井伊直虎が当主になるまでには、今川氏のもとからの一族の逃亡や自身の出家など、様々な出来事があったようで、ドラマとしてはなかなか面白いものになるのではないかと予想します。
キャスティングも、主演は柴咲コウさんは芯の強い女性を演じるのに向いているので、ピッタリなのではないでしょうか。
期待しています。
関連本
先日、クーラーを使わないで熱中症になってしまう高齢者がいるということに関して、電気料金のうちクーラー代は国が補助してはどうでしょうか というポストをしました。
このポストでは、高齢者がクーラーを使わない理由として、次のようにあげています。
特に高齢の方々を中心に、「クーラーは贅沢」、「がまんできる」、「電気代が・・・」などという声もあるようです。
不幸にして熱中症になってしまった方から、このような声が聞かれます。
まあ、これは、よく報道されるようなことをそのまま書いたのですが、その後、twitterなどで、ちょっと違う意見が出されました。
それは、「クーラーを使えない」高齢者もいるというもので、これには驚きました。
今年も暑い日が続きますが皆さん大丈夫ですか?特に高齢者の方ほど熱中症対策は大切です。高齢者の場合、なかにはクーラーのリモコンの使い方がわからない方もいらっしゃるので家族などは簡単にでもいいので教えてあげてください。間違って暖房をつけている場合もあります。
— 365 (@san_rokugo) 2015, 8月 1
>RT 知り合いが介護関係なんだけど、実際付ける付けないの問題じゃなくて、認知とかでクーラーが何とか、リモコンがどういうものか分からなくて、付けることすら出来ないってケースが多いんだってね…(´・ω・`)高齢社会だから、高齢者の熱中症は避けられないみたい…
— riri (@riiiiiira) 2015, 8月 2
こうしたtweetを見て、考えを改めました。
高齢者はクーラーを使わないんじゃなくて、「使えない」んだと。
確かに最近の、クーラーというか、エアコンのリモコンは難しいですよね。30代の僕だってあまりいろんな機能は使ってません。
スマホに「かんたんスマホ」があるように、エアコンのリモコンも「かんたんリモコン」があった方がいいですね。
こんな感じでしょうか。
こんな感じにしておいて、3時間したら自動的に止まるということにしておけばいいのではないでしょうか。